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ラジエーターキャップの役割について

ラジエーターキャップは、クーラントの漏れを防いだり、異物が入るのを防ぐための蓋なのですが、この他に冷却システムの圧力を調整する役割を担っています。
冷却システムは、密閉加圧冷却式といい、システム全体を密閉する事でクーラントの圧力を高め、冷却能力を高めているシステムで、冷却システム内に0.9~1.1kg㎠程度の圧力がかかるように調整されています。
また、ラジエーターキャップは圧力弁と負圧弁を設けていて、圧力弁はクーラントが温度上昇と共に体積が増えた時、設定以上の圧力になると圧力弁が開き、設定した圧力になるまで余分なクーラントをリザーブタンクに送り出す構造で、負圧弁はクーラントの温度が下がると体積が減少し圧力が低下した時に負圧弁が開き、クーラントが引っ張られてラジエーター側に戻ってくる構造となっています。
これらの構造によって、冷却システムの圧力が指定圧以上に高くなる事を防ぐ効果があり、リザーブタンクの液量はクーラントの温度によって変化します。
ラジエーターキャップは、エンジンを冷却するうえで重要な役割を果たしていて、定期的にゴムパッキンやスプリングの状態などをチェックし、5年に1回くらいは交換するようにします。

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