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LLC濃度と凍結温度とは

LLCはロングライフクーラントの略称で、水冷式エンジンの冷却水として使用されます。LLC濃度は、LLCの主成分であるエチレングリコールの濃度を示し、濃度の変化は凝固点や沸点の変化をもたらします。
水冷式では、エンジンの熱を吸収し温められた冷却水は、ラジエーターで冷やされた後、再び冷却水として循環されます。水は0度で凍結する性質を持っているため、冬期間の寒冷地では冷却水が凍ってしまい、使用できなくなってしまいます。これを回避するために使用されるのが不凍液で、近年は主にLCCが使われています。
LLC濃度30%での凍結温度はマイナス15度ですが、濃度が60%ではマイナス54度と、濃いほどに凝固点が低下するという性質があり、濃度66%でピークを迎えます。
氷点下20度を下回るような寒冷地であれば、ある程度濃度を高くする必要がありますが、沸点が上昇するほか防錆剤の効果に悪影響を及ぼすことがあるため、濃くすれば良いというわけでは無く、適切な濃度の範囲に収める必要があります。
一般的には30%程度で使用するのが理想とされ、寒冷地では冬期間に限り50%から60%が適切な濃度とされていますが、季節によっても変えることが大切です。

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